キーボードは入力デバイスの要です。DOS/Vパーツとは違い、キーボードは腐らないので、1度買うと壊れるまでは買替えないことが多いです。長く持たせるためにも掃除を行うことをおすすめします。また掃除をすることで愛着心が生れ、大切に扱うようになります。
※掃除中のキーボード内部の写真があり大変汚いです。ご注意ください。
FILCO KeyPullerとは
字の如く、キートップ引き抜き工具です。キーボードからキートップを引き抜くのに用います。場合によっては専用の工具を用いらず、マイナスドライバーを用いて取り外すこともあります。今回掃除するキーボードは、FILCOブランドでも多数採用されているメカニカルタイプのものなので、本商品を選びました。
本商品はすべてのキーボードには対応していません。公式サイトではメカニカルとメンブレンタイプのみ対応しているとの記述があります。パンタグラフタイプのキーボードを使用している場合は用いることができないので注意が必要です。
キートップを引き抜く
では掃除をはじめます。分解する前にあらかじめキーレイアウトを記録しておくことをおすすめします。
キートップを引き抜くには少しコツがいります。流れは以下のとおり。
- KeyPullerをキートップの真上から垂直に下ろす
- 少しひねりを加え、4隅で引っかける
- 垂直に引き抜く
SpaceキーやEnterキーなどの横長のキーも、力を込めて広げることでキーに引っかかり、抜くことができました。
引き抜き終えた本体は凹凸が少なく違和感を覚えます。
キートップの洗浄
先にキートップを洗浄することで、乾燥中に本体の清掃ができ、時間の節約になります。外し終えたキートップをなくさないように洗い場へ持って行きます。
今回、水を張った洗面台にて掃除することにしました。(バケツ等が理想)
ガシャガシャとかき混ぜるのではなく、キートップが傷つかないよう、下から水をかきあげるようにして、水流を利用して洗浄します。
私は水洗いのみですが、洗剤に浸け置きをすることで、より一層の効果が期待できるかと思います。
洗浄後はしっかり乾燥させます。
本体の清掃
本体の清掃に当たり用意したのは以下の3つです。- 掃除機
- エアダスター
- ウエットティッシュ
これだけでもかなりの量が落とせます。
次に払い落ちなかったハウスダストを掃除機にて吸い取ります。
機構の隙間に付いているハウスダストは頑固なので、最大出力にて吸い取りました。
このとき、機構を傷つけないよう気をつけてください。
それでも取れないハウスダストをエアダスターにて吹き飛ばします。
掃除機で吸い取りきれたと思っていたところからも、エアダスターによって機構の隙間から姿を現してきます。
最後にもう一度掃除機にて吸い取れば、目に見えるハウスダストは取れているかと思います。
仕上げに本体の枠をウエットティッシュにて拭きます。
拭き取った後のウエットティッシュは茶色く変色していました。
取り付け
キートップを取り付けていきます。はめるだけなので、引き抜くよりも簡単です。取り付ける際、キートップの内側に水が付着していないことを確認します。
水が付着していれば、タオル等で拭き取ってから取り付けましょう。
すべて取り付け終わり、動作確認が取れれば完了です。
比較
掃除前(左)と掃除後(右)ではあきらかに違うのが見て取れます。また、キートップの皮脂汚れが取れているので、肌触りが違うのも感じ取れると思います。
まとめ
掃除後の満足感は計り知れません。乾燥に時間が掛かるので、時間に余裕があるときにでも掃除をしてみると良いと思います。決してテスト勉強中とかにはやらないように注意してください。
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